2015年9月25日

伸銅品生産 8月、6年ぶり低水準

伸銅品生産推移
 日本伸銅協会が24日発表した8月の生産速報によると、総生産量は前年同月比8・1%減の5万4680トンだった。単月の生産量としては、リーマン・ショック翌年の2009年8月以来6年ぶりの低水準。伸銅品需要は国内景気減速などを受けて年度初めから全般的に低迷しているが、自動車関連で多く使われる銅条と黄銅条の減少がここにきて特に目立つ。銅管もエアコン需要の弱さを映し、大幅な減少が続いた。

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