2019年3月29日

大木伸銅、今期生産3万トン計画

 大手黄銅棒メーカーの大木伸銅工業(本社=東京都板橋区、大木宗治社長)は、今期(2019年12月期)の生産量を前期比5%減の約3万トン(リン青銅板条含む)と計画している。自動車部品向けが堅調な一方、水栓金具や機械部品向けの需要が低迷。1―3月期は計画を下回る数量になっており、「3万トンを下回る可能性もある」(大木社長)とみている。営業利益は前期並みの9億円水準を維持したい考えだ。

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