2020年3月23日

大木伸銅 生産1割減の月2300トン強

 大手黄銅棒メーカーの大木伸銅工業(本社=東京都板橋区、大木宗治社長)は2019年12月期の生産量が前期比約1割減の2万8000トン(月平均2300トン強)だった。上期は月間2400トンペースで推移していたが、下期は平均130トンあまり下振れた。設備用バルブや流通向けの需要が低迷。営業利益は2億円少ない約7億円になった。今期は生産、利益とも横ばいを計画するが、新型コロナウイルス問題で「先行きは不透明さが強まっている」(大木社長)。