2019年8月21日

大木伸銅 今期生産2.9万トン見通し

大手黄銅棒メーカーの大木伸銅工業(本社=東京都板橋区、大木宗治社長)は2019年度上期(1―6月期)の生産量(リン青銅板含む)が前年同期比9%減の1万4400トン(月平均2400トン)だった。水栓金具や輸出向け需要の低迷が響いた。水栓金具向けはここにきて底打ち感もうかがえるものの、設備用バルブ向けの下振れもあり下期はおおむね横ばいと予想。通期生産見込みは2万9000トンと、当初計画から1000トン強引き下げた。

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