2022年1月6日

VVF 調達不安残して年明け

 屋内配線用電力ケーブルのVVF(ビニル絶縁ビニルシース平形)市況は、副資材の調達やコストに関する不安を抱えたまま新年を迎えた。年末にかけて複数メーカーが受注制限を通達。荷繰りを不安視する一部電材店からは末初荷の増量要請も来ていた。メーカー側は慎重な売り姿勢で対応したが、銅建値がトン4万円上げでスタートし、再び仮需が発生することも考えられるため、年始の商状が注視されそうだ。