2022年9月29日

伯CBMM ニオブ酸化物を増強

 ニオブ世界最大手のブラジルのCBMMは約3000万ドル(約43億円)を投じ、2025年をめどにブラジルの生産拠点に電池向けニオブ酸化物の設備を大幅に増強する計画だ。ニオブチタン酸化物(NTO)を負極材に使った電池材を東芝、双日と共同開発しており、酸化物のパイロット設備を通じて23年の電池ベースでの商業化を経て、本格生産体制を固める。その後は酸化物で2万トンへの追加拡張をにらむ。30年に向けてはさらに倍増も視野に、電池向けを鉄鋼に次ぐ第2の柱として成長戦略を進める。






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