2023年5月11日

住友鉱 税引前利益67%減

住友金属鉱山は10日、今期(2024年3月期)の連結決算が減収減益になりそうだとの見通しを発表した。税引前利益(国際会計基準)は前期比67%減の770億円を見込む。セグメント損益は、円安効果や在庫評価益の縮小から資源が19%減の620億円、製錬が76%減の280億円を予想。材料は、電池材料の需要が旺盛なものの、原料ニッケル価格の下落による評価損と機能性材料の需要低迷継続から、40億円の損失(前期は173億円の黒字)を予想する。材料セグメントの赤字は、会計基準が変わったため単純比較できないが、09年3月期以来になる。





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