2023年9月15日

京大・古電、新ケーブル開発 交流電流 キロアンペア級

京都大学(大学院工学研究科、雨宮尚之教授など)は14日、古河電気工業とグループ子会社の米スーパーパワー社(SPI)と共同で高温超電導集合導体「SCSCケーブル」を新たに開発したと発表した。交流の大きな電流を流せるほか、内部で発生する交流損失が小さいのが特長で、1キロアンペアの交流での電流通電と、従来比で10分の1となる交流損失の低減に成功。航空機の電気推進用超電導モーターや超電導磁気エネルギー貯蔵装置、核融合炉コイルへの応用、カーボンニュートラルの進展などが期待できるという。





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