2009年3月18日

東京地区の構造用鋼、弱基調で推移

 構造用鋼は弱含みが続いているが、一部で安値も散見されるようになってきた。機械構造用炭素鋼(SC、丸鋼)はトン当たり14万円どころ、クロム・モリブデン鋼(SCM、丸鋼)は同17万円どころとなっているが、鉄スクラップの価格下落に加え、流通の在庫増加、需要減により市況は全国的にばらつきが見られるようになってきた。

 関東地区は持ちこたえているものの、年度末を控え、弱含みから下落局面に転じる可能性もある。