新日鉄住金ステンレス、Ni系冷薄1万円下げ

　新日鉄住金ステンレス（ＮＳＳＣ）は2日、国内店売り向けステンレス冷延薄板と厚中板の8月価格を発表し、ニッケル系冷薄出荷価格を前月比トン1万円、クロム系を同5000円それぞれ引き下げる。厚中板の契約価格は同1万円引き下げる。直近で円高となっている為替が影響した。鋼板価格の引き下げは3カ月連続。これにより8月の冷薄カットエッジコイル価格は、ニッケル系が34万円、クロム系が26万円となる。