2011年11月24日

東京地区の針金、実需低調、頭重い

 針金はこう着商状。市中価格は4ミリがトン当たり19万円、2ミリが21万円中心となっている。引き続き低調な実需が市況の頭を抑えている形で、需要家からは値下げ圧力も出ているもよう。ただ、荷動きが限られる中で値下げ幅も小さく、市況はおおむね横ばい推移となっている。直近では安価な輸入材の入着増が意識されており、懸念材料といえる。