2014年1月20日

Ni系ステンレス冷薄市況、2年ぶり30万円乗せ

 関東地区のニッケル系ステンレス冷延薄板(SUS304、2ミリ、仲間売り)市況が続伸している。17日現在、中心値は2年2カ月ぶりにトン当たり30万円に乗せた。都内大型物件の内装材や、住宅リフォーム需要の増加を背景に、市中の取引量が増え、荷動きが活発化している。製品原料となるニッケルの国際価格が数カ月間、安定的に推移していることが需要家サイドの心理的安心感にもつながっており、仕入価格が上昇した流通業者による再販価格への転嫁が進む。クロム系冷薄(SUS430)も建材向けの出荷が増えており、総じて需給はタイト化しつつある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社