厚中板切断量7.6％増 10月調査

　全国厚板シヤリング工業組合が26日発表した2014年10月の鋼板流通調査によると、組合員163社の厚中板切断量は前月比1万1662トン、7・6％増の16万4357トン、出荷量は1万2908トン、6・9％増の20万10トンとなった。切断量、出荷量とも1万トン以上増加し、ともに2カ月連続で増加した。月末在庫は7772トン、1・9％減の40万5757トンと3カ月ぶりに下げた。在庫量の40万トン台乗せは6カ月連続だが、在庫率は出荷増と在庫減で前月末比18・1ポイントダウンし、202・9％となった。7カ月連続で200％以上の高率をマークしたものの、2カ月連続で下降し、200％際まで落ちた。