2016年7月12日

東京薄板市場、大手流通唱え3000円上げ

 東京地区の薄板市場はメーカー値上げを受けた大手流通による唱え上げの動きが本格化してきた。高炉メーカーの値上げが実行段階に移ってきたことに伴うもので、まずは第1ステップとして、小口ユーザーや3次店などに対し、月内にトン当たり3000円の値上げ浸透を目指す。市場では、”需要なき値上げ”に懐疑的な見方も多かったが、高炉メーカーが強気の姿勢を崩さない中、「値上げを回避する余地はない」(扱い筋)として、価格転嫁にかじを切る流れとなっている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more