2017年6月21日

共英製鋼、異形棒7月販価据置き 3カ月連続

 異形棒鋼最大手の共英製鋼は21日、7月販売分の異形棒鋼価格を全事業所(枚方・名古屋・山口)とも据え置きにすると発表した。販価据え置きは3カ月連続。遅れていた五輪関連や首都圏の再開発、北陸新幹線工事などが夏場以降に本格化する見通しで、異形棒鋼メーカー各社が販売価格維持の姿勢を鮮明にする中、中国の鉄スクラップ輸出に対する懸念が薄れ、国内外で鉄スクラップ市況が反発するのに伴い、軟化傾向にあった異形棒鋼市況にも歯止めがかかりそうだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more