2017年9月19日

三菱商事RtMジャパン、鉄鋼原料取引を拡大 価格変動リスクヘッジなど 日本向け機能向上

 三菱商事RtMジャパン(RtMJ)は石炭、鉄鉱石などの鉄鋼原料系取引をさらに伸ばしていく方針だ。シンガポールを本拠とする三菱商事RtMインターナショナル(RtMI)、金属資源トレーディング本部と連携し、日本の製鉄会社向け取引拡大のほか、価格変動リスクヘッジなどの機能を提供していく。鉄鉱石など原料が一般商品化し、中国などで先物市場規模が拡大する中、日本向けでも機能を高めることで、今後の成長の柱の一つとして取引拡大の可能性を追求する。