2017年10月19日

フェストアルピーネ 製鉄工程のCO2排出、50%以上削減へ 水素還元製鉄 技術開発を推進

リンツ製鉄所の転炉
 オーストリアの鉄鋼大手、フェストアルピーネは約20年の長期計画で水素還元製鉄の技術開発を進め、製鉄工程の二酸化炭素(CO2)排出量を50%以上減らす方針だ。まずは米テキサス州の直接還元鉄(DRI)工場のエネルギー源を水素に切り替え、次の段階でオーストリアの高炉の還元剤を石炭、コークスから水素に転換する。2030年以降の長期の計画だが、最大70%減などと、CO2排出量を大きく減らす次世代の技術開発を進める。







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