2018年3月2日

薄板3品在庫、2カ月連続増415万トン

 1月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比2・6%、10万6000トン増の414万8000トンとなり、2カ月連続で増加した。年末年始の鉄鋼メーカーと需要家の稼働日の相違という季節パターンが主因だが、前月まで見られた仮需の剥落なども影響したものとみられる。ただ、国内需要が堅調に推移しているだけに、在庫の適正ポジションが400万トン以下から400万トンを上回る水準に持ち上がった「適正圏内」の見方も強い。2月末について例年は10万トン程度減少する傾向が強いが、降雪による天候不順が在庫動向にどう影響するか注目される。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more