2018年8月8日

粗鋼計画 7-9月2700万トン乗せ 14年度3四期以来

 経済産業省が7日まとめた2018年度第2四半期(7―9月)の鉄鋼生産計画によると、粗鋼は前期比1・8%増の2707万トンと4四半期連続で増える。2014年度3四期以来の2700万トン。鋼材生産は国内向けが微減だが、輸出向けが伸び、全体で伸びが続く。経産省金属課では国内需要は堅調ながら、高水準の在庫にも留意が必要と指摘。海外も過剰能力問題が解消されない中、通商問題など状況を見極めた対応を求めている。

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