2019年4月1日

2月普通鋼輸出、2割減149万トン ホット、ピーク比半減以下

 日本鉄鋼連盟が先月29日に発表した2月の鉄鋼貿易実績によると、普通鋼鋼材輸出量は前年同月比21・2%減の148万7000トンで、4カ月連続の減少となった。前月比でも22・1%減。JFEスチール、新日鉄住金(日本製鉄)などの国内高炉の設備トラブルが続く中、契約時の海外市況がホットコイルでCFR500ドル程度と低迷だったこともあって輸出を大きく絞り込んだことが原因だ。中でも熱延広幅帯鋼(ホットコイル)は58万1000トンと、ピーク時に比べて半減以下に大きく落ち込んだ。

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