2019年4月25日

日本製鉄、高度IT活用加速へ AI開発基盤運用開始

 日本製鉄は25日、高度IT活用の加速に向けデータ準備から解析、AI開発、評価まで一貫して可能にしたプラットフォーム「NS―DIG(エヌエス―ディグ)」の運用を4月から開始した、と発表した。これまで個別に導入していた機械学習の自動化ツール・データロボットや画像解析・深層学習ツールKAMONOHASHI(カモノハシ)などを組み込み、グループ会社の日鉄ソリューションズが管理するプライベートクラウドの中に解析環境のプラットフォーム(基盤となる計算環境)として構築したもので、まず本社・製鉄所・研究所にいるデータサイエンティスト100人を含む関連技術者など約800人が登録し、活用を始めた。