2019年10月7日

東群鋼材 玉村北工場、一次加工ライン構築 スケーラー・開先機導入

 群馬県の有力鋼材流通、東群鋼材(本社=群馬県佐波郡玉村町、荒井大祐社長)は今月から玉村北工場(群馬県佐波郡玉村町)でH形鋼の研削・開先加工を開始した。従来はウェブ高さ400ミリまでのH形鋼を中心に切断・穴開けを手がけていたが、9月には1000ミリまで対応するスケーラー(研削機)、開先機を設置。同工場内で一連の一次加工工程の完結化を実現した。来春には1000ミリまで対応する複合機を導入し、切断・穴開けの加工範囲も拡大する。本社工場に次ぐ一次加工ラインを構築し、大型物件向けの鋼材加工の対応を加速していく。