普通鋼2月受注、3カ月連続増311万トン

　日本鉄鋼連盟が16日に発表した用途別受注統計によると、2月の国内向けの普通鋼鋼材受注量は311万2000トンと前年同月比3・8％増え、3カ月連続で増加した。建設用で非住宅をはじめとする建築用が大きく伸びたほか、タンク、橋梁も伸展。製造業用は鉱山機械、建機など産業機械の増加が継続、自動車も増加し、プラスにつなげた。ただ、前月比は半導体供給不足などの影響で自動車が下げ、製造業用は微増とどまったほか、建設用が減少し、5％減と2カ月続いて減少した。