2022年3月31日

日本製鉄、厚板1万円値上げ 4月引き受けから 店売り・建プロ向け

日本製鉄は、本年4月の新規引き受け分から国内厚板の店売りと鉄骨、橋梁など建材プロジェクト向け価格をトン当たり1万円の値上げを決定、申し入れを開始した。昨年9月以来の値上げで、2020年9月から累計7万円の販価引き上げとなる。厚板市場の堅調推移に加え、中国の粗鋼減産などによる供給タイト化、鉄鋼原料と副原料の価格上昇がロシア・ウクライナ情勢で一段と進み、コスト負担を強めており、値上げに踏み切る。足元ではコスト高騰は今回の値上げレベルを超えており、適宜追加値上げを実施する考えだ。同様にひも付きも個別に交渉を進めていく。













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