2022年10月17日

経産省 10―12月鋼材需要見通し、4四期ぶり増2255万トン 世界経済の減速感注目

経済産業省が14日まとめた2022年度第3四半期(10―12月)の鋼材需要見通しによると、出荷等相当粗鋼需要量は前期実績見込み比0・5%増の2255万トンと4四半期ぶりに増える。鋼材需要は普通鋼、特殊鋼ともに内外需で前期を上回るが、普通鋼も特殊鋼も前年同期の水準には及ばない見通し。経産省金属課によると、新型コロナウイルス禍の落ち込みから回復が一服、二番底だが、7―9月を底に10―12月は回復する。一方でインフレや金融引き締めなどで世界経済に減速感が出ており、注視が必要としている。





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