2022年12月19日

高炉・薄板ひも付き 1―3月「値上げ後水準」 電機・建材・車部品向け

高炉メーカーが電機・建材・自動車部品などの需要家と進めている下期の薄板ひも付き価格交渉が本格化してきた。高炉側は原料価格の上昇や円安などで国内製造に占める外貨建てコストが7割を超える水準に高まる中、年度トータルとして前年度に比べ3万―4万円(トン当たり)の大幅値上げを要請。メーカー・需要家によって契約時期・期間が異なるため、一概に言えないが、上期・下期で相応の値上げで合意した後、先行している一部メーカーにおいては来年1―3月期商談も、値上げ後の価格で交渉がまとまりつつある。





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