古賀オール、ＣＮ推進強化 顧客理解得る活動展開 ＤＸ推進、ＡＩ研究会も

　鉄鋼商社の古賀オール（本社＝東京都中央区、古畑勝茂社長）は今期（2024年8月期）から新たな企業理念の下、「鉄鋼業界のカーボンニュートラルの実現」に向けた取り組みを強化する。昨年から自社の使用電力を非化石証書付き電力に切り替えるなど、独自の取り組みを進めているが、中期3カ年経営方針の2年目となる今期は販売先となる対面業界にカーボンニュートラルの意義や必要性を説明する機会を増やすなど、事業活動を通じて「国内高炉メーカーの脱炭素化の取り組みに貢献できるよう今われわれにできることに注力する」（古畑社長）方針だ。