2023年10月13日

鉄産懇 輸入材増加に警戒感 中国経済を要注視

鉄鋼産業懇談会の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は12日開催の会議後に韓国や中国などからの鋼材の輸入量が増加傾向を保つ現状について語り、「鋼材輸入が増え、高い水準が続いており、特に亜鉛めっき鋼板の増え方が著しく、今後の状況をよく注視しなければならない」と強調した。亜鉛めっき鋼板の輸入量は今年1―8月合計75万トン強と前年同期比27%増。熱延や冷延なども増え、内需に占める比率は低いものの、やや勢いのある輸入動向に強い警戒感を示した。







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