2024年5月13日

鉄産懇、国内需要力強さ欠く 輸入材動向も注視

鉄鋼産業懇談会の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は10日開催の会議後に国内需要について「期待されたほどの回復を見せていない。自動車分野は減産からの回復が遅れ力強さを欠き、建設は人手不足・資材高の影響で出件が遅れ気味。建機・産機は外需の影響で弱さが見えている」と厳しい環境が続く見方を示しつつ、輸入鋼材について「水準は高いが、中国などは価格を下げて輸出を増やしているわけではない」と語り、海外の状況をよく見極める必要性を強調した。







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