2025年3月25日

特殊鋼棒線 コスト高転嫁 SC全体で採算悪化懸念 二次加工賃改善道半ば

構造的コストである労務費や物流費、エネルギー購入価格が2025年度でさらに上昇する見通しであり、特殊鋼棒鋼・線材は素材から加工、最終製品に至るサプライチェーン(SC)全体で採算が悪化する可能性が高まっている。特殊鋼需要が低迷する市場環境下で受注量が減少し、特殊鋼メーカーでは減産に伴う固定費負担も増している。労務費上昇分などを反映させるべく、販売価格の見直しに着手する動きが見られている。





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