2025年7月8日
航空機エンジン用超合金 物材機構、新システム開発 材料評価200倍以上速く
物質・材料研究機構(NIMS)は7日、航空機エンジン用超合金を対象にプロセス条件・ミクロ組織・降伏強度に関する数千点の実験データセットを13日間で収集できる、自動×超高速評価システムを開発したと発表した。従来法と比べ200倍以上速く、単一のサンプルから完全な「プロセス―構造―特性」データセットを生成可能としている。大規模データを使うことでデータ駆動型材料設計の超高速化が期待できる。6月20日付で国際学術誌「マテリアル&デザイン」に掲載された。