2025年9月18日
特殊鋼棒線、価格転嫁道半ば コスト負担 供給網全体で 9月「価格交渉促進月間」
特殊鋼の棒鋼・線材業界はサプライチェーン全体で採算が悪化している。労務費や物流費が上昇し、需要低迷に伴う生産数量減少で固定費が増加しているためだ。棒線二次加工メーカーは一部需要家向けに各種コスト上昇分の販売価格や加工賃への転嫁を進めているが、なお道半ばの状態。米国の関税措置の影響など先行きは不透明であり、採算改善に向けたさらなる取り組みの必要性が高まっている。



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