2020年9月7日

「静脈産業の新潮流」 雑品、その後 ダスト処分場のひっ迫ネック マレーシア向け不透明感

 世界的な環境規制の高まりを受け、金属リサイクル市場は大きな方向転換を余儀なくされている。2017年の廃棄物処理法改正と同時期のバーゼル法改正、さらに中国の廃棄物輸入規制や18年末での雑品スクラップなどの輸入禁止により、日本から中国向けに輸出されていたおよそ150万トンの雑品スクラップが行き場を失った。中国の雑品スクラップの輸入禁止に伴い、国内では雑品スクラップの適正処理に向け、ダスト処分場のひっ迫や廃プラスチック処理問題などの課題が浮上している。中国の雑品スクラップ輸入禁止後の「静脈産業の新潮流」を追う。









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