2022年4月13日

鉄鋼新経営 新たな成長に向けて/中部鋼鈑社長/重松久美男氏/新電炉でコスト競争力/今期粗鋼生産76万トン、昼間操業も

――2022年3月期の状況から。

「上期は鉄スクラップ価格の急騰でメタルスプレッドが縮小したが、下期は需要が上期対比で増加し、値上げも市場に受け入れられたためスプレッドを確保できた。20年度下期以降、中国を起点に新型コロナウイルス禍からの需要回復が始まり、国内高炉の設備統廃合や政府のCO2削減方針も示された。この追い風が21年度下期に勢いづき、ほぼフル生産となった。年間生産量は鋼板で前年度比18%増の54万トン、販売単価も上期比約3万円の上昇となる見込み」








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