2015年6月5日

JFEスチール西日本、鉄道支えるレール技術 BSプレミアム「驚き!ニッポンの底力 鉄道王国物語2」で紹介

 今週6日の午後9時から放映予定のNHK BSプレミアム「驚き!ニッポンの底力 鉄道王国物語2」で、JFEスチール西日本製鉄所におけるレールの研究と製造の様子が紹介される。

 同番組は13年12月に放映された「驚き!ニッポンの底力 鉄道王国物語」の第2弾で、鉄道にまつわる秘蔵映像とともに、技術の「ブレークスルー」物語を描いている。普段は見ることのできない最前線の現場に潜入し、日本の鉄道技術の底力を紹介するもの。

 現在の日本の鉄道界は新しい話題が満載で、日本が培ったエコで安全な鉄道技術や定時運行システムが世界各国で採用され、その実力が高く評価されている。

 番組では、それらを担う最先端技術の一つとして、JFEスチールが10年に販売を開始したレール「SP3」が登場。従来に比べ、10%以上もの高い耐摩耗性と耐久性を持ち、第三者による性能評価実験でもナンバーワンの評価を受けた同レールは、米国やオーストラリアなど複数の鉄道で重貨物鉄道を支えている。

 取材は、研究開発の経緯をスチール研究所鋼材研究部で、製造の様子を福山地区条鋼部形鋼工場でそれぞれ実施。試行錯誤を繰り返した金属組織へのアプローチから、工場での安定操業までを追い、開発に携わった社員たちの声が紹介される予定。

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