ＪＦＥスチールは12日、同社による全面協力で撮影を行った東京書籍のデジタルコンテンツ「製鉄所をのぞいてみよう」が、高校生向けの教科書「社会と情報」に採用されたと発表した。すでに全国の教育現場で活用されている教科書を使って、西日本製鉄所福山地区の第5高炉、第2熱延工場の見学が可能となった。11日から運用が開始された。

　「教科書ＡＲ」というアプリを起動し、「社会と情報」の該当ページにｉＰａｄやｉＰｈｏｎｅをかざす（＝写真）と、360度視点を動かすことができる静止画が現れ、臨場感あふれる映像が見れる。さらに画面をクリックすると、高炉では出銑、熱延工場では圧延の様子が動画で視聴でき、音声を交えて迫力ある現場を体感できる。

　「製鉄所をのぞいてみよう」は、ＪＦＥスチール西日本製鉄所の原料受け入れから製品出荷に至る一連の製造工程について静止画像、動画で360度の視点から楽しめるバーチャル工場見学アプリ。