2018年5月30日

サンエツ金属 黄銅・銅合金線、加工賃引き上げ

 黄銅棒線最大手のサンエツ金属(本社=富山県砺波市、釣谷宏行社長)は、7月1日受注分より線材の加工賃(ロールマージン)を引き上げる。対象は黄銅線、リン青銅線、その他銅合金線の全般にわたり、値上げ幅は平均でキロ90円。これは現在の平均加工賃の3割強にあたる。エネルギーコストや輸送費、副資材の価格上昇を自社のコスト低減では吸収し切れなくなったため、約12年ぶりの値上げに踏み切る。

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