2012年7月3日

日本高周波鋼業、富山・八戸で設投

 日本高周波鋼業グループは、主力の富山製造所および連結子会社である高周波鋳造(八戸市)で大型の設備投資に踏み切る。八戸は鋳物造型ラインのリフレッシュ工事を行い、富山には軸受鋼の伸線設備を新設する。

 八戸はトラック向けなどの鋳物需要が好調なことから、現在のラインと合わせて弾力的な供給体制を構築する。建屋も一部増築し、約2年後の本格稼働を目指す。総投資額は約15億円となる見込み。富山は親会社である神戸製鋼所から、細物(径5・7ミリ以下)の軸受鋼の受託加工量が増加していることに対応し現行比2割の増産を目指す。投資額は約4億円。

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