非鉄製錬 4―12月期 7社減益 生産コスト増加

非鉄製錬8社の2023年4―12月期連結決算が出そろい、機械事業が好調な古河機械金属を除く7社が営業利益もしくは経常利益で前年同期比減益となった。資源事業は生産コストの増加が利益を圧迫。製錬事業はベースメタルや貴金属、硫酸の価格下落などが響いた。材料事業は中国の景気低迷などから需要が戻らず、大幅な減益となる会社が多かった。一方、自動車関連のビジネスでは改善も見られた。