住商グループのベトナムＣＣ ＨＳＣ、非日系に拡販商機 ライン新設視野

【ハノイ＝早間大吾】住友商事グループのベトナム現地コイルセンター、ハノイ・スチール・センター（冨田尚道社長、以下HSC）は中国などからベトナムに生産移管する日系企業のほか、現地に進出が盛んな台湾・中国系企業への拡販を進める。外部からの委託分を除いた2024年の自社加工販売量は、二輪車向けの回復などで直近ピークの18年以来6年ぶりに10万トンを超えた。25年も安定供給を強みに10万トン以上の自販を目指していく。