軽圧４社、ピークの７割水準 10-12月経常益

　軽圧大手4社の2010年4―12月期連結決算は、全社で経常損益が黒字となった。10―12月期に限定しても、経常利益の合計は過去5年間で最高だった06年10―12月期の、70％以上の水準まで回復した（神戸製鋼所アルミ・銅事業部門を除く）。堅調な販売や構造改革によるコスト削減がけん引役となった。一方、通期業績予想は1社が上方修正したのに対し3社が据え置き、対応が分かれた。