日本金属、ステンレスばね材に新製品

　ステンレスリローラー大手の日本金属は９日、成形加工性の高いステンレスばね材を開発し、新たに開発した表面意匠材と併せて拡販すると発表した。「使い勝手の良いばね材」をテーマに従来のばね材より加工形状の優れた「ＨＳシリーズ」と、強度と加工性のバランスに優れた「ＨＡシリーズ」を開発、サンプル出荷を開始した。第一段階としての生産目標を月５００トンに設定し国内外で拡販する。さらに同社ブランド商品である「パール・シリーズ」に新たにアルミニウム調の表面肌のＰＷ仕上げ材を追加した。