山伸マテリアル、ステンレス加工に進出

　関東地区のステンレス流通大手、山伸マテリアル（本社＝埼玉県川口市、前島伸泰社長）はステンレス加工業に進出する。2月18日に厨房機器の加工メーカー、ウチダステンレス工業（内田淑敏社長）と40％ずつをそれぞれ出資し、加工品販売会社「川口ステンレス工業」（社長＝岡野勇治・山伸マテリアル副社長）を設立。3月1日から本格的に営業を開始する。山伸の薄板加工設備を生かしつつ、曲げ加工や溶接、研磨などは外注し、建築金物や、川口市の公共物件などを中心に細かな需要を捉える。