2020年8月11日

中国鋼材市況、昨年5月来の高値に

 中国の鋼材市況が2019年5月以来の高値に達した。特に鋼板が強く、上海の熱延コイル市況は先週末にトン4080元(約6万2000円、増値税込)と前週比約1000円高、天津や武漢で同約2000円上がった。政府の景気刺激策や中・南部豪雨の復興需要、高騰する先物鋼材相場、急伸する鉄鉱石価格が先高観を強めている。過去最高の鉄鋼生産を内需が吸収し、価格が上がる中国が国際鋼材市況をけん引する状況が続きそうだ。







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