2019年4月11日

神戸製鋼 アルミ圧延品加工賃10%超上げ

 神戸製鋼所は10日、アルミ圧延品のメーカー加工賃(ロールマージン)を6月1日出荷分から10%以上引き上げると需要家に申し入れることを決めたと発表した。同社がアルミ圧延品の値上げを対外発表したのは2015年以来約4年ぶり。電力などのエネルギーコストや梱包副資材、副原料の価格が上昇したほか輸送費も増えており、自助努力だけで吸収し切れなくなった。品質確保と安定供給のために老朽設備の更新などを進めていく必要もあり、値上げに踏み切った。

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