2023年9月29日

銅スクラップ 10―12月長契購入量削減

銅スクラップは需要不振が長引きそうだ。原料問屋や商社が伸銅や電線、製錬、銅箔メーカーと結ぶ銅スクラップの長期納入契約で、10―12月期は製品の生産減や在庫調整などを背景に、銅管や黄銅棒、製錬メーカーなどが購入数量を削減する。年前半から契約量を絞っていた板条や銅箔メーカーには購入増の動きが一部見られるものの、数量の戻りは限定的となる見通し。7―9月を原料需要の底とみて、反動増を期待していた市中の原料問屋関係者は落胆の色を隠せない。





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