製鉄プラント、受注高２カ月連続減

　経済産業省が14日に発表した特定サービス産業動態統計によると、製鉄プラントの2010年11月の受注高は194億9300万円と、前年同月比61・7％増加した。前月比は24・6％減り、2カ月連続の減少。1―11月累計は2913億5100万円と前年同期比48・3％増加した。

　リーマン・ショック後の景気不振で減少した09年を上回ったが、07、08年に比べ3割程度減少しており、円高による受注競争力の低下などが、影響しているとみられる。