2011年9月21日

大阪製鉄も5000円上げ 10月契約一般形鋼

 大阪製鉄は20日、10月契約の等辺山形鋼、不等辺山形鋼、溝形鋼などの一般形鋼価格をトン当たり前月比5000円値上げすると発表した。

 原材料スクラップだけでなく、電力料金も先行き引き上げられる方向にあるなど、大幅なコストアップが懸念される上、需要は土木・建築で回復の兆しが出ていることから、価格改善が可能と判断し、値上げを決めた。生産については需要見合いに徹し、減産を継続する方針。