2011年10月3日

薄板3品在庫、再び増加 430万トン超え

 8月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比3・9%、16万3000トン増の434万5000トンとなり、2009年2月の451万4000トン以来、29カ月ぶりに430万トンを超えた。

 自動車、建設機械、建設など国内の需要動向は上向いているものの、3品全体の在庫率は2・51カ月と適正水準と目される2・0カ月を大きく超えるだけに、高炉メーカーをはじめ業界関係者は、危機感を強めている。







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