2012年12月11日

東京地区のナマシ鉄線、低位もちあい

 ナマシ鉄線は低位横ばい。市中価格は、4ミリがトン当たり14万5000円中心となっている。関東地区において、首都圏の建設工事がけん引する形で需要は堅調。一方、輸入線材製品の流入も堅調で、引き続き需給緩和につながっている。市況面でも、中国由来の安価な輸入製品が影響していることに加え、国内製品も受注量を確保するための安値販売が一部で見られるなど下値が固まらない状況。流通は当面、再販価格の安定化を目指し、需要家と交渉する。







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